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木崎江利花 役・雨宮 天 特別インタビュー

プロフィール

木崎江利花 役

雨宮 天

8月28日生まれ。東京都出身。ミュージックレイン所属。2012年に声優デビュー、2014年にアーティストデビュー、さらに声優アーティストユニット「TrySail」の結成を発表し、翌年より活動開始。以来、声優・ソロアーティスト・ユニットとして幅広いフィールドで活躍中。2021年、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に声優として史上初の出演を果たす。

【主な出演作】
『東京喰種トーキョーグール』(霧島董香 役)、『一週間フレンズ。』(藤宮香織 役)、『プラスティック・メモリーズ』(アイラ 役)、『この素晴らしい世界に祝福を!』(アクア 役)、『七つの大罪』シリーズ(エリザベス 役)、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(七海やちよ 役)など

  • ――原作漫画を読んだ時の第一印象を教えていただけますか?

    雨宮 天(以下:雨宮)

    絵の中の明日ちゃんや江利花が、動き出すんじゃないかと思うくらい、生き生きと、キラキラと描かれているのに衝撃を受けました。まるで、ストーリーのある画集のようで、1枚1枚の絵をじっくりと眺めながら読み進めていく時間が、とても贅沢に感じました。
  • ――木崎江利花役に決定した時はどんな気持ちでしたか?

    雨宮

    実は、原作を読んでいる時にイメージした江利花の話し方は、私の普段の話し方とは全然違っていたんです。だから、江利花の話すテンポを自分の中に落とし込んで挑むオーディションは、かなりの挑戦でした。それだけに、江利花役に決まった時は、とても嬉しかったです。
  • ――江利花を演じるにあたって意識されたことは何でしょうか?

    雨宮

    彼女の持つ上品さや、独特の世界観を大切にしたいと意識しました。でも、彼女って決して浮世離れしているわけではなくて、等身大の女の子でもあるんです。ちょっとうっかりしたところがあって、それを恥じらう可愛らしさもステキなんです。だから、そんな彼女を飾らず演じました。
  • ――江利花と自分が似ていると思うところはありますか?

    雨宮

    感情がそのまま顔に出ちゃうところかな。あと、決して怖いもの知らずではなくて、新しい環境や出来事を前にするとドキドキしちゃうんだけど、それでも「新しい世界に飛び込んでみたい!」って行動にうつせるチャレンジ精神を持っているところ。それから、友達を応援するときには、誰よりも全力を尽くすところもそっくりだと思います。
  • ――雨宮さんから見て、江利花はどんな女の子ですか?

    雨宮

    江利花って一見すると、お嬢様育ちで落ち着いていて、明日ちゃんと並んでいると大人っぽく見えるんです。でも、実は年相応の素直な女の子なんですよ。感情表現が豊かで、整った顔立ちが、めまぐるしく変わっていくのがとても可愛らしいんです。
  • ――雨宮さんから見て、小路はどんな女の子ですか?

    雨宮

    天真爛漫でエネルギッシュで、誰もが仲良くなりたいと思う、魅力にあふれた子です。明日ちゃんといると、不可能なんてないんじゃないか、どんな願いも本当に叶うんじゃないか、そんな風に思わせてくれる希望の塊みたいな女の子だと思います。
  • ――アフレコの現場はどんな雰囲気でしたか?

    雨宮

    明日ちゃん役の村上まなつちゃんが、とっても人懐っこい子だったので、休み時間は和気あいあいと過ごしました。まなつちゃんが「二日酔いになったことがないからなってみたい!」って言うから、私は、二日酔いがいかにツラいものなのか、二日酔いの先輩として教えてあげたりしたんですよ(笑)。
  • ――完成した映像をご覧になった感想はいかがですか?

    雨宮

    原作の生き生きとした世界観が、そのまま美しい映像として広がっていて、まるで明日ちゃんの世界に入り込んだみたいでした。ひとつひとつのシーンや音楽に感動しているうちに、あっという間に1話を観終わってしまいました。
  • ――ご自身が演じたシーンで、注目してほしいシーンを教えていただけますか?

    雨宮

    給食のシーンで、透子にグイグイ話しかけられる明日ちゃんをハラハラしながら見守るシーンに注目していただきたいです! 表情をコロコロ変える江利花がとっても可愛いので。そしてこれから放送される、明日ちゃんと江利花がふたりで遊びに行く回は、ドキドキそわそわしながら、距離を縮めていく様子がとても愛らしいので、楽しみにしていてください!