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兎原透子 役・鬼頭明里 特別インタビュー
プロフィール
兎原透子 役
鬼頭明里
10月16日生まれ。愛知県出身。プロ・フィット所属。2014年に声優デビュー。以来、数多くの話題作に出演。2019年にはアーティストとしてメジャーデビューを果たし、活動の幅を広げている。2021年、第15回声優アワードにて助演女優賞を受賞。
【主な出演作】
『虚構推理』(岩永琴子 役)、『鬼滅の刃』(竈門禰豆子 役)、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』(近江彼方 役)、『シャドーハウス』(ケイト 役)、『カッコウの許嫁』(天野エリカ 役)など
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――もともと原作のファンだったとのことですが、『明日ちゃんのセーラー服』の魅力を教えていただけますでしょうか?
鬼頭明里(以下:鬼頭)
1巻が発売されたときに、表紙の明日ちゃんに一目惚れして、表紙買いしたのがきっかけなんです。しかも、表紙だけじゃなく、本編も本当に素敵なんですよ! 女の子が見せる繊細な仕草の魅力が詰まっていて、登場人物の内面が丁寧に描かれていて。何か、キラキラして尊いものを見ているような気持になる、そんな作品なんです。 -
――兎原透子役に決定した時はどんな気持ちでしたか?
鬼頭
原作が好きすぎて、オーディション後は、「もし落ちたらショックでもう漫画読めない。どうしよう……」って、悶々としていました。マネージャーさんに会うたびに「結果出ましたか? 落ちましたか? もうすぐ新刊出るんですけど……」って聞いていたんです(笑)。それだけに、透子役に決まったときは、とても嬉しかったです! -
――透子を演じるにあたって意識されたことは何でしょうか?
鬼頭
透子って、友達をからかったりして、場の空気を盛り上げてくれる女の子なんですけど、一歩間違えると、ちょっとうるさかったり、意地悪に見えちゃうなと思ったんです。だから、おふざけが過ぎないように、気を付けて演じました。 -
――ご自身と透子で似ているところなどはありますでしょうか?
鬼頭
お調子者な所は似ているかも(笑)。私って、一見すると、おとなしそうに見えるみたいなんですけど、実は、友達とワイワイ過ごしたり、ふざけあうのが大好きなんです。だから透子を演じるのはとても楽しかったです! -
――鬼頭さんから見て、透子はどんな女の子ですか?
鬼頭
明るくて楽しいムードメーカー! お菓子作りが出来るし、面倒見もよくて、とっても素敵な女の子だと思います。こんな子がクラスにいたら、学園生活も絶対に楽しくなっちゃうと思うんです。 -
――鬼頭さんから見て、小路はどんな女の子ですか?
鬼頭
可愛くて、まっすぐで、純粋で、純度100%の天然水のような女の子! こんな風にピュアな心で生きてみたいなあって、つい憧れちゃいます(笑)。しかも、運動神経も抜群で、他にもいろいろな才能を秘めているんです。学園の人気者になっちゃうのも納得ですよね! -
――明日ちゃん以外のキャラクターで、気になるクラスメートはいますか?その理由も教えていただけますと幸いです。
鬼頭
ちっちゃくて可愛い平岩蛍ちゃん! まるで本物の妖精さんみたいで、目が離せません! あとは、ショートカットが映える水上りりさん。美人だし、スポーティでさっぱりした性格も素敵だし、ぜひお友達になってみたいです! -
――作中での学園生活が、ご自身が過ごされた学園生活と重なる部分はありますか?
鬼頭
意外と重なる部分……少ないかもしれないです。唯一重なるのは、高校時代の制服は、舞台の蠟梅学園と同じく、ブレザーだったこと……ぐらいです(笑)。さすがに、明日ちゃんみたいなセーラー服のクラスメートはいませんでした(笑)。 -
――アフレコの現場はどんな雰囲気でしたか?印象に残っていることなどありましたらそのエピソードをお教えいただけると幸いです。
鬼頭
明日ちゃん役の村上まなつちゃんと過ごす時間がすっごく楽しくて、収録のたびに彼女の話を聞いては笑っていました(笑)。しかも、まなつちゃんって、毎回凄く楽しそうにアフレコしていて、現場のいろんな人たちとも仲良くしていて、まるで本物の明日ちゃんみたいなんです。 -
――完成した映像をご覧になった感想はいかがですか?
鬼頭
原作の、綺麗で尊い空気感を表現していて感動しました! 登場人物の細かい仕草や背景が、すべて繊細に描かれていて、この作品にかかわれて良かったな……と、改めて思いました。 -
――ご自身が演じたシーンで、注目してほしいシーンを教えていただけますか?
鬼頭
お調子者の透子はよくふざけているので、ギャグシーンが多いんです。なので、ギャグシーンを思いっきり楽しんで演じたので、そういうところに、注目して頂けたら嬉しいです!